IC7100 本体とコントローラーの接続にLANコードは!?(実験してみました)

 IC7100Mは、シャック内で主に144430MHzの運用に使用しています。

IC7100M
IC7100のコントローラー部

無線機本体とコントローラーの接続には、長さ3.5mのコントローラーケーブルが付属しています。

モービルや移動運用の場合は便利に使える長さですが、シャック内では3.5m長は太さもあるので持て余します。

形状はLANケーブルと同じなので、短いLANケーブルが使えるとシャック内でのおさまりも良くなるのですが・・・。

マニュアルには<LANケーブルは使用しないでください>と明示されています。

メーカーに確認したところ、『付属のコントローラーケーブル以外を使用された場合は動作保証できません』との回答でした。

 

でも、アマチュア無線好きにとっては試されずにはいられません。

 市販のLANケーブルで実験してみました。

ここからは自己責任です。


▼1m長のLANケーブルに交換

マニュアルには送信電波の回り込み対策として付属のフェライトコア使用方法が記載されています。

マニュアルより
マニュアルに記載のフェライトコアの使用について

マニュアルより
マニュアル記載のフェライトコア取付参考図


付属コントローラーケーブルにはシールド線が使用されているようです。

コントローラーケーブル
IC7100専用のコントローラーケーブのコネクター部

シールド、ストレート結線、柔らかさを必須にしてLANケーブル探しました。

CAT7規格のもので、シールド加工された1m長のLANケーブルを入手。

フェライトコアは手持ちのZACT2235-1030Aをケーブルの両サイドに取り付けました。

LANケーブル
シールド・ストレートLANケーブルに
フェライトコアを取り付けた

▼結果

今のところ、動作に問題はありません。

 

実験は慎重に

実験はうまくいきましたが、LANケーブルにはクロス結線やAまたはBタイプなどが存在しています。
また、IC7100のマイク差し込みもよく似た差込口で、位置も近いです。

もし、同様の実験をされる場合は、部品選択や作業は確認しながら進める必要があります。

再度ですが、メーカーの動作保証外ですので、自己責任です。責任は負えませんのでご了解ください。




コメント

このブログの人気の投稿

昔作った 良く飛んだアンテナ<Antenna忘備録>

IC7600 メイン無線機として活躍中