IC7600 メイン無線機として活躍中
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2025.4 現在のシャック |
当局のメイン無線機は、icom IC7600です。
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IC7600 |
購入は2013年10月。ずっとメイン無線機として快調に動作してきました。
使用開始してちょうど10年が経過した2023年10月に、メーカー(icom)にて総合点検をしました。
点検内容は
- 内部調整、各部再調整の実地
- 送受信点検を実施して、定格内を確認
- その他、総合点検の実施
でした。
交換が必要な部品はありませんでした。
点検後も正常に動作しており、現在もメイン無線機として活躍中です。
点検時にFT8運用について次のようなアドバイスをいただきました。
- FT8運用の際は、ALCメーターが振れないようにデータ入力(変調入力)を調整するのが通常です。
その場合は、送信ゲインの変動にあわせて送信出力が変動してしまいます。 - ALCメーターが30%~50%振れるようにデータ入力レベルを調整すると、送信出力の変動を軽減できます。
- FT8運用の際はフィルター設定を3.6KHzにします。3.6KHzにしないとセンター付近の周波数では送信出力が出ますが、上下の周波数で送信出力が低下します。
FT8運用はALCメータが振らないようにデータ入力(変調入力)を調整して、25W程度の出力に調整して運用していました。
アドバイス以降は、
- IC7600のRF Powerボリュームで出力を調整して、データ入力レベルでALCメーターがほんの少し振る程度に調整しています。
ALCが大きく振れるくらい入力すると変調信号が歪み、そのスプリアスやスプラッタが出るのでALCスケール(赤いライン)はいつも気にしています。
送信出力の変動が少なく安定しているので、こころなしか返答率が少し上がったように感じています(思い込みですが・・・)。
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