Windows11の小技忘備録

 Windows11を使っていて、役立った小技の忘備録です。

  1. ペイントを使ったアイコン作成
  2. SDXCのFAT32フォーマット
  3. ノートパソコンのバッテリー寿命を知る
  4. ルートディレクトリに現れた"msdia80.dll"の処理

1】ペイントソフトを使ったアイコン作成

JTDX3台の無線機で使用できるようにbatファイルを作成した折に、各ショートカットをディスクトップに置くと便利なのでアイコンを作成しました。

ペイントソフトでアイコン作成

  1. 仮のショートカットをディスクトップに作成しておく
  2. Windowsのペイントソフトを起動する
  3. 適当な大きさで正方形のキャンパスを作る
  4. 好みのデザインでアイコンの元を作成
    ・作成したアイコンの周辺を黒線で囲む
    ・囲まないと白色部分が黒く表示される
    ・白色部分を白以外のカラーにした場合は黒線の囲みは不要だが、黒線で囲むとアイコン画像が引き締まる
  5. 出来上がったアイコンを48×48ピクセルに縮小してbmp形式として適当な場所に保存
  6. 保存したファイルの拡張子を“ bmp ”から“ ico ”に変更する
    拡張子変更後に保存しようとすると警告が出るが “はい” を選択して保存する
  7. 仮アイコンのプロパティを開き、アイコンの変更をして適用>OKで閉じる

 

【2】SDXCカードをFAT32でフォーマット

 当方のドライブレコーダーは8GBのmicroSDカードでしたが、長時間録画できると便利なので容量アップすることにしました。 

ドライブレコーダー用には耐久性に優れたSLCタイプが望ましいのですが高価なのでpSLCを探しました。
pSLC
規格が明記されていないものも結構ありますが、今回は高耐久・ドライブレコーダー用と表記されている64GBを選びました。

SDカードが使用できるように

  1. パソコン用の専用ソフト『ドライブレコーダービューアーソフト 』で、リアカメラ、センサー感度、駐車中録画などの設定をして、新しい64GB micro SDに保存。
  2. 車のドライブレコーダーにSDカードをセットして電源オンすれば起動完了

となるはずが・・・・

エラーLEDが点滅、ピーピーピーと警告音が鳴り続き起動完了が出来ません。

▼原因はフォーマット形式の違いでした。
一般的に
32GB以下のSDカードはFAT32で、64GB以上はexFTでフォーマットされています。当方のドライブレコーダーはFAT32形式にしか対応していないようです。

 ▼64GB以上のSDカードをFAT32形式でフォーマット
Windows11 Ver.24H2 の場合、64GB以上のSDカードのフォーマットはNTFS形式またはexFT形式の2択しか表示がありません。32GBまでのSDカードならFAT32形式が選択可能となります。

 フリーソフト、アイ・オー・データの『ハードディスクフォーマッタ』を試したのですが、初期画面が表示されず使用できません。Windows11でも以前のバージョンでは問題なく動作したのですが!?

 仕方がないのでサードパーティーのAOMEI Partition Assistant Standard Free』を使ってみました。

  1.  新品のmicroSDでしたが、いろいろ触っていたのでパーティションの確認と削除を実行して初期状態にする
  2. 64GB microSDNTFS形式でフォーマット(アロケーション ユニット サイズ 32Kを選択)
  3. このソフトの『変換⇒FTNS to FAT32変換器』を使ってFAT32に変換
  4. コマンドプロンプトのDiskPartを使って、FAT32に変換されていることを確認

  • コマンドプロンプトを管理者権限で起動
  • DISKPARTコマンドを実行
  • list disk  “ディスク管理”でSDカードのディスク番号を事前確認しておく
  • select disk #  対象のディスク番号# を選択
  • list partition  パーティション番号の確認
  • select partition #  パーティション番号を選択(空っぽなので1となる)
  • filesystems  現在のファイル システムが表示される
  • exit  終了

FAT32形式でフォーマットした64GBのmicroSDカードをドライブレコーダーにセットして無事に使用できるようになりました。


 【3】
ノートパソコンのバッテリー寿命を知る

 ノートパソコンのバッテリーの充電・放電時間が短くなってきたので、現在のバッテリー状態を調べてみました

機種は『Fujitsu LifeBook AH52 2019年春モデル』です。

『バッテリーレポート windows11』で検索すると、『Microsoft Support内のバッテリーの取り扱いWindows』のページにチェック方法が記載されています(以下 引用)

“ Windows 11 で詳細なバッテリー レポートを取得する" 
・バッテリーの使用状況と推定容量に関するより技術的な情報を入手するには、Windows 11 に組み込まれている Powerfg コマンド ライン オプションを使用して、バッテリー レポートを生成できます。
タスク バーで [検索] を選択し、「コマンド プロンプト」と入力し、[コマンド プロンプト] を長押し (または右クリック) して、[管理者として実行] > [はい] の順に選択します。
コマンド プロンプトで「powercfg /batteryreport」と入力し、Enter キーを押します。
バッテリー レポートは、HTML ファイルで PC のフォルダーに保存されます。 ファイルの場所がコマンド プロンプト ウィンドウに表示されます。
エクスプローラー開き、レポートの保存先フォルダーに移動し、バッテリー レポート (HTML ファイル) をダブルクリックして、Web ブラウザーで開きます。


▼コマンドプロンプトを管理者として起動して"
Powercfg␣/Batteryreport"を実行

Powercfg␣/Batteryreportを実行

Batteryreport(html形式)

★レポート出力先がC:¥Windows¥system32フォルダとなっているが、このフォルダ内には多くのファイルがあるので探す手間を省くために先に出力先を指定しておくと楽です。
・ディスクトップに出力する場合
 "cd␣ c:¥" でディレクトリをC:ドライブにする
 "cd␣ %userprofile%Desktop" を実行
 "c:¥users¥***¥Desktop"が表示されるので続けて">Powercfg␣ /Batteryreport"を入力・実行するとディスクトップにレポートが出力される
 
▼今回のチェックでは
Installed batteries』内の

DESIGN CAPACITY」総容量は45,036mWh
FULL CHARGE CAPACITY」フル充電可能領域17,582mWh

17582 ÷ 45,036 × 100  39 

総容量の39%しか充電されない状態です。

購入したのは20201月です。5年半が経過したことになります。
一般的に50%を切ったらバッテリーの交換時期だそうですので、そろそろ寿命です。

CYCLE COUNT」は0%から100%までの充電を繰り返した回数で、38回と表示されています。
5年半で38回?? ちょっと少ないように思います。
20249月にOSのクリーンインストールをしたのでその後の回数を表示しているのでしょうか? OSクリーンインストールでサイクルカウントが初期化されるかは不明ですが・・・

 

余談
このFujitsuノートPCは、バッテリーロック(下記写真の赤丸)を忘れると、バッテリーが認識されず、ACアダプターを外すと電源が落ちます。

ロックにバッテリーを認識するスイッチが隠されているようです。少し焦りました。

バッテリーロックを忘れないように


【4】ルートディレクトリに現れた"msdia80.dll"の処理

ルートディレクトリにいつの間にか"msdia80.dll"が出現していました。

c:ドライブに"msdia80.dll"が出現

ネット検索すると既知の現象なので多くのページがヒットし、詳しい解説や処理についての記載があります。

あるべき場所に戻すべく、自分なりに分かりやすい方法の忘備録です。

  1. "msdia80.dll"を下記の場所へ移動
    C:¥Program Files¥Common Files¥Microsoft Shared¥VC

    c:ドライブの¥VCフォルダへ

  2. コマンドプロンプトを管理者権限で開き、次のコマンドを実行する
    regsvr32␣ "C:¥Program Files¥¥Common Files¥Microsoft Shared¥VC¥msdia80.dll"

  3. 次のダイアログが表示されれば成功(コピー元の"msdia80.dll"は削除)






コメント

このブログの人気の投稿

昔作った 良く飛んだアンテナ<Antenna忘備録>

IC7600 メイン無線機として活躍中