ロングワイヤーアンテナのエレメントを細い銅線に交換 LongWire

 先日、『アンテナエレメントは細いほうがよく飛ぶ』という文言をWebで見つけて気になっていました。

そういえば昔々、某OMに聞いたような、聞かなかったような・・・

実際に実験してみました。その忘備録です。

▼元のロングワイヤーアンテナのエレメントは『サガ電子 AW-2.8』19m長です。

軽量で柔軟性が良く、ずっと以前から使用してきた製品です。
ただ、最近の気候、特に今夏は酷暑が続いたせいか、ワイヤーを覆うビニールが変質してネバネバになり、その後に硬質化。中の導線に変化はないのですが、外被膜が硬質化したせいか、折り曲げているところで破れ、水が浸入して緑化している部分(緑青?)が見られました。

▼手持ちの『1mmΦくらいの銅線』18m長があったので交換

ビニール被膜の単線でしたので、まずはビニール被膜を全部はがし、銅線のみにして軽量化。
昔、20mを購入したようですが、なにかに使用したのか残っていたが全長は18mでしたのでそのまま使用することにしました。

ちなみに、オートアンテナチューナー ATU(icom AH730)使用していますので、18mは全バンドで1/2λ(1/4λの整数倍)長にならない長さですのでこれで良しとしました。

しかし、単線は曲がり癖やすぐに折れ曲がるので、エレメントを張るのは一苦労でした。

銅線のLongWire=先端に5連のキャパシティハットを取付
写真左のポールはアルミパイプ垂直のLongWire 

▼元のサガ電子AW-2.8は、導線はスズメッキの組網銅線で外径は1.7mmです。

交換した銅線はおそらくAWG18(1.024mm)かと思われます。

外径に大差は無いので、結果は目に見えて変化があったとは言えませんが、受信感度は少し向上した??ような気がしています。

実はもう一本、アルミパイプ製7m長+引き込み銅線2m=全長9mの垂直ロングワイヤーを設置しています。
14MHzのFT8モードで聞き比べで見たところ、アフリカの局では18mロングワイヤーで聞こえるのに9m垂直ロングワイヤーでは聞こえませんでした。他にもDXの微弱な局で何局か同様の現象ありました。

▼今、はやりの<Ai>に聞いてみると、
<太いエレメントは帯域幅が広がり、低損失などのメリットがある>
<細いエレメントは軽量で目立たない。ノイズのフロア(背景雑音)」がわずかに下がり、結果としてノイズに埋もれていた微弱な信号が浮き上がって聞こえやすくなる(S/N比が向上する)ケースがある>という回答でした。

まあ、実際のところは、水平・垂直の偏波の違い、コンディションの影響、空中線の長さの違い、たまたまの現象だったのかも知れませんが・・・

今回は『使用感は大差なし』という結論です。

▼アンテナ実験は無線の楽しみを増やしてくれます。
せっかくエレメントを交換したので、ローバンド(1.8~14MHz)には今回の18mのロングワイヤーを、ハイバンド(14~50MHz)はアルミパイプの9m垂直ロングワイヤーを使用することにします。




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