1:1 強制バラン と 50MHzダブルバズーカ(Double Bazooka)アンテナの作成

 先日、自作『4:1平衡バラン』の性能確認のために仮設した『50MHzデルタループ』に続いて、『1:1強制バラン』の実験を兼ねて、『50MHzダブルバズーカ』アンテナを作成。

その忘備録です。

ダブルバズーカアンテナの作成にあたってはWeb上の多くの記事を参考にしました。

エレメントは手持ちの<同軸:RG-58A/U(インピーダンス50Ω)>と追加エレメントはアンテナ用網線を利用しました。


【エレメント計算】

●全長: 1/2λ ⇒ 300/50.3MHz×短縮率0.97/2=289cm 

●同軸部の長さ(片側): 1/4λ×同軸の速度係数<0.65>=94cm 
速度係数は一般的には<0.66>の様ですが、接続部等もアンテナになるので<0.65>で計算しました。といっても50MHzでは差は1cmですが。

●追加エレメント(片側): 1/4λ-同軸長94cm=50cm


【1:1強制 バランの作成】

●FT114-#61

●巻き線:より線(耐熱線)

●巻き方:W1JR巻

●巻き数:7ターン(3ターン⇒折り返し1ターン⇒3ターン)

作成したバランのSWR値は50MHzで2.00前後でした。

測定時のバランと50Ωダミー結線の長さが影響しているようで、最短にすればもう少し良い結果が出るかと思います。

【ダブルバズーカ 作成】

バランとエレメントの接続を最短にするために、プラケースを利用して給電部を作成しました。

給電部 バランとエレメントを最短に接続

完成した50MHzダブルバズーカアンテナ


【調整】

エレメントを庭に仮設。

SWR値が最小になるように両端を少しずつ切り詰めた結果、最終的なエレメント長は片側140cm、エレメント全長280cmとなりました。

【設置】

6mの釣り竿(グラス繊維製)にエレメント上部を添わして固定。給電部より下側のエレメントはフリーに。
釣り竿をベランダに垂直に立て、下部エレメントを斜めに引っ張りました。

結果、垂直アンテナの変形、L型もどきの形状となりました。給電部のインピーダンスに多少影響がありそうですが、次のような結果になりました。

画面左側がダブルバズーカアンテナ
右側はV/U2エレ八木(改)

【SWR値】

SWR値が最小 1.1

50MHzバンドエッジ SWR1.3~1.4

FM帯でも使用できる SWR1.2

【結果】
ダブルバズーカアンテナは帯域幅が広く、50MHzバンドを楽しむのにはとても適したアンテナだと感じました。
デルタループの時は50.3MHz付近にSWRの最良点を合わすと、FM帯になるとトランシーバー内臓チューナーではチューニングが出来ませんでした。

このダブルバズーカはCW・SSB・FT8・AM・FM全モードの周波数をカバーでき、6mバンドを満喫できそうです。

『1:1強制バラン』は初めての作成でしたが、良い結果が出ました。


【追記】
6mバンドDXがビックオープンしています。
コンディション次第ですが、今日も『W』や『VE』がFT8モードで聞こえています。呼んでも応答はありませんが・・・
でも、国内や近隣DXなら何とかなりそうです。

今夏は6mバンドが楽しめそうです。








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